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トップ画像がなぜフィンランドの写真なのか?きっかけは幸福度ランキング

クラシエのページなのになんで外国の人が座っている写真?という疑問の声をいただきました。この『夢中になれる明日by Kracie』のトップページの写真は、私たちが実際にフィンランドを訪れたときに自分の目で見てきた風景なのです。コロナ禍になる前、幸福度ランキング2年連続トップだったフィンランドに、夢中なれるヒントを探しにフィールドワークに行ってきました。そこには、日々の暮らしが豊かになる夢中になれるヒントがたくさんありました。

フィンランドのフィールドワークが「くらしの夢中」探索の原点に

その時のフィールドワークで発見した、”これから日本に増やしたい「くらしの夢中」6つのヒント”です。

1 自分の外側ではなく内側の夢中に耳をすましてみる
2 すでにあるもの(自然など)に夢中になれる
3 家族と過ごす時間に夢中をちりばめる
4 夢中になる前に自分と向き合う時間を持つ
5 困難な逆境においてこそ夢中を大切にできる
6 自分の夢中はもちろん他者の夢中にも寛容である

日常の暮らしの中に、夢中になれるヒントがたくさんつまっているということを教えてくれたフィンランド。わたしたちが考える「くらしの夢中」探索の原点になっています。

夢中観測ツアーinフィンランド

初めての夢中探索のフィールドワーク。たくさんの気づきがありました。

夢中観測ツアーinフィンランドまとめ記事

夢中観測ツアーinフィンランドの5つの記事のダイジェストを読むならこちら。

フィンランドについていろいろ教えていただきました

政策が違う、国民性が違うから同じことはできないよ、と言われたこともありましたが、フィンランドも昔から今のようだったわけではなく、この2,30年で少しずつ変わってきて、現在のような国の形になったことを知りました。フィンランドにもともと根付いている考え方がベースとなり、経済や文化、技術発展の影響が今のような変化を生み出し続けていることが、幸福度ランキングで常に上位にいることにつながっているのではとも感じました。そんなフィンランドは、今年で5年連続幸福度ランキングトップだそうです。


夢中が生まれる場所のひとつ ヘルシンキ中央図書館「Oodi(オーディ)」

まだまだ続く夢中探索の日々

実際に体験することで初めて得ることができることがあるんだと改めて実感しました。帰ってきた直後は気になったら出向いてみるという気持ちに自然になり、どちらかというと出不精の私ですがとてもフットワークが軽くなっていました。
コロナになり、少し引きこもっていましたが、この記事を書いたことであの頃の気持ちを思い出しました。フィンランドにもまた行きたいですが、他の国も、そして日本の中でも、夢中のヒントはあちこちに潜んでいそうです。
気になったらまずは行ってみる。そして多くの人と出会ってたくさんの夢中のヒントを見つけていきたいです。

実際に行って「見て」「体験して」「対話して」感じたことを大事に、
をモットーに。
”夢中になれるヒント”を、これからもみなさんに報告していきます!!

ライター:北原 裕子