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【夢中dentプロジェクト】捨てられなかった想い、「好きだから」勉強したい。

何かに夢中な若者【夢中dent】に密着取材し、夢中の魅力や、夢中に対する想いを世の中に広く発信する本企画。3人目は、勉強に夢中な大村優智夏さん。ご家庭の事情で、中学卒業後から社会人として働き始めた大村さん。それでも勉強への情熱を絶やさず、大学入学に向けて日々机に向かう理由をお聞きしました。

「働き始めたのは16歳から。中学校の先生に、地元の飲食店を紹介してもらって。その頃は1人暮らしも始めたので、正直、生きていくのに精一杯でした。それでも、小さい頃から読書が好きで、知的好奇心があるタイプだったので、高校や大学で学びたいという意欲は消えなかったんです」。勉強して、わからないことがわかるようになる感覚が好きと話す大村さん。19歳の時に高卒認定試験に向けて参考書を揃え、20歳で見事合格。21歳のいまは来年のセンター試験に向けて、1日8時間以上は勉強に充てているそう。そんな夢中の原動力は、「エンジニア職に就いて、自分のスキルで誰かの役に立つ」という夢を思い描くことにあると言います。


「勉強をしていて、物理嫌だなとか、数学怖いとか、もう無理だ…と思うことはよくあります。でも、それらがわかるようになれば、エンジニア職で役立つ知識が手に入る。その知識を使えば、より独創的で自由に創作できると思うんです。だから、勉強が理解できなくて泣くこともあるけれど、やりたいことのために乗り越えたい」。どんな困難があっても、夢中になれることに一直線で突き進む大村さん。その目はきらきらと輝いていました。

大村さんの進路や、これからの夢は、今後noteや3月公開予定の冊子にてご紹介します。

取材場所協力:北部交流センター「えんてらす」


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