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【夢中dentプロジェクト】英語学習の入り口を広げたい。英語で地元に恩返しをしたい。

何かに夢中な若者【夢中dent】に密着取材し、夢中の魅力や、夢中に対する想いを世の中に広く発信する本企画。第2期生の2人目は、子ども英会話『CFE』で代表を務める大学生の小出将大さん。学生を中心とした国内外の仲間たちと一緒に、地元 岐阜県多治見市で子どもたちに英語を教えている理由をお聞きしました。

『CFE』:Children Future English の頭文字語

左から 若尾侑功さん、各務朱音さん、小出将大さん、伊藤祐作さん

〜今回インタビューさせていただいたCFEのみなさん〜
小出将大さん、各務朱音さん、若尾侑功さん、伊藤祐作さん、Josue Martinezさん

幼少期の5年間をアメリカで過ごし、大学でもアメリカ留学を経験した小出さん。帰国後に感じた英語教育への問題意識が、『CFE』設立のきっかけだと話します。

小出さん「日本の中学校に進学して、机に向かってノートを取るだけの授業に疑問を持ちました。もちろん文法や単語を覚えるのも大切なんですけど、そこから英語学習を始めると、きっと英語を難しくて怖いものだと感じてしまう気がして。だから、まずは英語を好きになれるような機会づくりができないかと考え始めたんです。そこから、もともと繋がりのあった朱音さんや、侑功、祐作、留学先で友達になったJosueたちに声をかけてみて。失敗してもいいから、とりあえずやってみることが大事だよねということで、2022年3月に『CFE』を設立しました」。

取材中も、子どもたちに英語を楽しんでもらうためのアイデアが尽きない

子どもや親が、英語を好きになる入り口をつくる。その目標のために、メンバーひとりひとりが得意分野を活かしながらワンチームで活動を行なっているそう。

小出さん「Instagramでの活動発信は朱音さんが担当していたり、侑功とは子どもたちが楽しんで英語を学べるようなイベントを企画したり。祐作は教育の勉強をしているので、教え方のアドバイスや授業で使うボードづくりを担当してもらっています。あとは保育士をやっているメンバーが、安全に活動を行うための意見を出してくれたりとか。海外に住むJosueたちは、リアルタイムな海外情報を届けてくれたり、現地に住んでいるならではの授業を開いてくれたりしています。それぞれにしっかり役割があって、同じゴールを目指している感じですね」。

アメリカ在住のJosueさんもオンラインで取材に参加いただきました。

多治見市に根付いた活動を行なっているのには、地元への温かい想いがありました。

小出さん「地方こそ英語って大事だなと思っていて。例えば多治見市だったら美濃焼という陶器が有名なんですけど、『多治見には美濃焼っていう陶器があるんだよ』って英語で海外の方に説明できたら、そこから文化を広げていくことができる」。

各務さん「10年、20年先を見据えたとき、自分の地元のことを英語で伝えてくれる子が増えれば、地域の発展にもつながると思うので。CFEの活動は、地元への恩返しでもあると思っています」。

『CFE』のこれからの活動や他メンバーのお話などは、今後もnoteや夢中dentのレポートをまとめた冊子にてご紹介します。お楽しみに!


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