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発見。街中での推し活と、長所特化型夢中!【くらしの夢中観測所活動レポート】

夢中観測員は、あなたの街にもこっそりいるかもしれません。
くらしの夢中観測所の活動の一部をご紹介します。今回は夢中観測員が新橋でのフィールドワークで見つけた、「巨大ポスター前の推し活」とインタビューで発見した「短所克服型から長所特化型」の2つの夢中ヒントをご紹介します。

クラシエは世の中にたくさんに夢中を増やすべく、生活者の「くらしの夢中」について他のどこよりも詳しい企業を目指しています。
そのために発足したのがクラシエの生活者研究「くらしの夢中観測所」です。
くらしの夢中を考えるときに、その人の顔が見えることを大事にしており、直接人を見る、話すというアプローチを「顔見え研究」と称して、日々自分が魅力的だと思っている人や気になる人に直接話を聞くチャンスをうかがっています。
今は3期目の活動。くらしの夢中観測所の活動の基本である、フィールドワークでの観察とインタビューから夢中ヒントの深堀についてご紹介します。

街の中で人の動きに違和感あり!そこにあったのは静かな“推し活”

くらしの夢中観測所の活動の1つである“夢中探索フィールドワーク”。
先日は “新橋に平日昼間にいる人”は何をしているのか?を観測してきました。
人のくらしの場に行き、その人の行動を遮ることなく、普段通りのありのままを深く理解することを目指し、街に出て「顔見え研究」メソッドで行いました。2人1組で、どんなところにどんな人がいて何をしているのかを観察し、チャンスがあったら直接インタビューを繰り返す。断られまくってへこむこともありますが、新しい発見も多いです。
新橋は、仕事の通過地点の方が多く、断られてしまうことも多々ありました。

そんな中、1つのチームが、某テレビ局の新ドラマの大型ポスター前に次々に人が来ては写真を撮って帰るということに気がつき、街の中で“推し活”をしている人たちにたくさん話を聞くことができました。

そのポスター前スポットはファンの人たちの中では有名な推し活ポイントのひとつで、“推し”が久しぶりのドラマ主演ということでポスター目当てにここに来たと教えてくれ、大きなポスターの中央にいる“推し”をカメラに納めるとうれしそうに帰って行ったそうです。その場を俯瞰して観察することで、人の流れと違う動きをしている人がいる、動いている人数が異なるなど、小さな違和感に気づくことがありますが、そうした気づきは夢中ヒントを発見するひとつの切り口になります。

2人1組で「観測とインタビュー@新橋」

短所克服型から、自分でコントロールする長所特化型で、夢中UP!

くらしの夢中観測所のもう一つの活動がインタビュー。「くらしの夢中」は誰にでもあると考えているので、自分たち観測員の身近にいる人にもインタビューに協力してもらっています。
最近、観測員が行った2つのインタビューで、方法論は全く違うけれども、同じタイプの夢中ヒントが見つかったので、それを紹介します。

「イキれるところだけでイキる、その裏にあるのは究極のタイムパフォーマンス意識!?」

まずはAさん。Aさんにインタビューしてみたところ、今までイメージしていたその人とはまったく違うところが見えてきたそうです。普段はあまり目立つような行動をするタイプではないのに、スノーボードをやるために冬はひたすら雪山に通い、自分の力量をいかんなく発揮、リフトからの視線を独り占めにすることが好きな一面があるということが初めてわかりました。

得意なスノーボードでとことん魅せる

彼が言うには「イキれるところでイキりたい」ということだそう。自分のバトルフィールドを自分で決めて、勝てるモノで勝負する。仕事では同じように考えないのですか?と聞いたところ、「仕事ははっきり優劣がつくわけではないので、そこではイキらなくていい」らしい。優劣がつくフィールドを自分で決めて、自分が“優”であることを確認できることが、自信につながり、くらしがもっと楽しくなる、彼はそういうことをとても大事にしている人だったのです。ランニングにもそういう感覚があるそうで、同僚たちと一緒に出場できるマラソン大会で社内1位をひそかに狙って練習に励んでいるそうです。

「質良く効率的にカッコイイ自分づくり、人と比べず自分で決める能力MAXへの挑戦」

次にBさん。自分ひとりでできることを、お金をあまりかけずに、限界値を決めてチャレンジをすることを次々に行っている彼は、今は筋トレに夢中。以前は、ママチャリで法定速度内でどこまで速く走れるかにチャレンジしていたこともあったそう。目で見て変化のわかることを求めていて、誰かと比べることはしない。自分が定めた上限を攻略する、それに向かって一人黙々と120%の熱量で極めていきたい。そんな彼は周りの人から見てもとてもストイックに突き詰めている人として認められているそうです。その彼が次に気になっているのは“美しさ”。突き詰める対象をどんどん拡張し、自分なりの限界を極めていくことで、ヒーローのような自分を実現したいという気持ちが根底にあるそうです。

自分の限界を自分で確かめながら鍛えていく

この二人のくらしの夢中人は、「人と比較して優れている自分を確認する」、「人とは比べず自分の最大値を攻略することで自分の能力を確認する」と、一見方法は真逆のようですが、自分でフィールドを決めて自分で確認する方法を決める自分の能力が最大限発揮できることを確認するというところに共通点があることを発見しました。
「自分が得意なこと、好きなことをとことんやる」&「苦手なことは放っておく」この二つのことで、くらしの満足度がググっとあがりそうです。みなさんも、ぜひお試しください!

今後も、「くらしの夢中観測所」では、人のくらしの場に行って、その人の行動を遮ることなく、普段通りのありのままを深く理解することを目指し、顔見え研究メソッドの基本のキである「観測」と「インタビュー」を地道に繰り返していきます。

くらしの夢中観測所「N=1リサーチのポイント」

「くらしの夢中」って何だろう、面白そうなどなど、理由はなんでもOKです。私たちと一緒に「くらしの夢中」について話してもいいよ、という方募集中です!
もしご興味ありましたら、ぜひご連絡ください!!

くらしの夢中観測所メールアドレス