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音楽を通じて、世代や経験の“違いをつなげる” 個性豊かなクラシエ「軽音部」

クラシエの公式部活動をご紹介!第三弾は、文化部から。

クラシエのスローガン「夢中になれる明日」
クラシエの商品が誰かの夢中に寄り添い、続いていく明日に役立つ企業でありたい、という想いが込められています。
「社員自身の夢中も応援しよう!」ということで、2022年からクラシエ社内に、26の「公式部活動」が発足し、いまでは34の部活が活動しています。

今回はその中から、「軽音部」をご紹介。
部長の牧戸さんに部活動発足の経緯や活動内容について聞いてみました。
実際の活動も取材してきたので、その様子もお届けします!


学生時代から今も続く、音楽漬けの日々

「音楽は身体の一部」と語る牧戸さん。音楽に魅せられたそのルーツは、小学校時代までさかのぼります。

バンド活動をしていたお兄さんの影響で、小学生の時に初めてフォークギターを購入。世間では松田聖子やピンクレディーが流行している中、自分はザ・ビートルズやクイーンなどの洋楽ロックを聞くような子どもだった、と振り返ります。

その後も音楽にどんどんのめりこみ、中学生になると、学校に軽音部がなかったため、友達とバンドを組んで活動を開始。そのまま友達とバンドを続け、高校時代には文化祭の大トリでハードロックを披露したとか。

大人になった今も、お父さんバンドに加入しながら、音楽に浸る日々。最近では息子さんの影響で利用するようになったサブスクリプションで、新しい曲との出会いも楽しんでいると話してくれました。

初めての社内バンド結成から8年 念願の軽音部発足へ

そんな牧戸さんが初めて社内でバンドを組んだのは、部活動発足の8年前。2014年の社内懇親会でのことでした。当時ナイーブのCM曲であった「おふろのうた」を社員の前で演奏するために、楽器が弾ける人を社内で募集。全国から集めてバンドを組み、披露しました。

それがきっかけとなり、「いつかは社内で軽音部を」と考えていた牧戸さん。そんな時、クラシエで公式部活動を開始するという知らせを聞き、すぐに応募を決めたそうです。当時「おふろのうた」を一緒に演奏したメンバーを筆頭に、楽器ができると聞いてスカウトした新たなメンバーを迎え、軽音部を発足しました。

学生時代とは違う、社会人だからこそ感じる軽音部の面白さ

こうして発足した軽音部のメンバーは全部で10人。年代は20~50代と幅広い世代から集まっています。牧戸さんがウクレレとボーカルを担当。ほかにはベース、キーボード、ピアノ…と様々な楽器を担当するメンバーが在籍しています。中にはドラムとギターを扱う二刀流の方も!

活動頻度は年に5回、予定が合ったメンバーで終業後に集まってセッションします。集合する日までは個人練習。部活発足から2年ほど経った現在までに演奏した曲は、ザ・ビートルズ「Let It Be」やサザンオールスターズ「希望の轍」などでした。

学校と会社での部活動の違いを聞くと、牧戸さんは「世代や経験が違う人が集まっていること」と答えてくれました。

「自分が聞いていた昭和の曲を20代のメンバーに教えたり、逆に普段聞かないジャズの曲を教えてもらったりして、幅広いジャンルの曲に触れることができるのが楽しい」と牧戸さんは語ります。

一方で、学生とは違い、社会人だとどうしても予定が合わせづらいので、各楽器で複数人メンバーをそろえることが長続きする秘訣、と教えてくれました。

終業後に訪れた日常を忘れる体験 活動風景を取材してきました!

インタビューから数日後、実際に活動風景を見学させていただけることに。当日は残念ながらメンバー全員集合とはいきませんでしたが、新入社員が見学に訪れていました。

最初の演奏曲は、その日初めて合わせるというザ・タイマーズ(忌野清志郎)の「デイ・ドリーム・ビリーバー」。演奏しているメンバーを見ると、初めてだからと気負う様子はなく、合わさる音を楽しんでいることが伝わってきました。

演奏後は誰が言うでもなく、各々復習のための自主練をスタート。その後は「Let It Be」、「希望の轍」を演奏していましたが、フルメンバーではなかったため、この曲は初めて演奏する…という人や、いつも担当している楽器以外を演奏する、という人もちらほら。しかし、そんなことを感じさせないような素晴らしい演奏で、メンバー同士でカバーし合いながら、みんなで協力して1つの曲を創り上げる姿が印象的でした。

スタジオ内は終始音が溢れており、まさに非日常な体験!楽器経験がリコーダー止まりの私にとっては何もかもが新鮮で、何か習っておけばよかった…と悔しさを感じるほどでした。

牧戸さんが思う、「軽音部を立ち上げてよかったこと」

インタビュー時、牧戸さんに「部活を立ち上げてよかったこと」を訊ねると、3つ挙げてくれました。

①会社では見えない側面が見られる
仕事以外の活動を共にすることで、業務も円滑になり、結果的に仕事にも還元される。
②共通の趣味を持つ仲間と、練習後に飲みながら音楽の話ができる
これが一番楽しい、と牧戸さんは笑顔で話していました。
③みんなで一つの目標(曲)に向かって活動ができる
一人で練習しているだけでは味わえない、人と音を合わせる楽しさがある。

メンバーの一人は、「青春時代に戻った気分」と表現していました。

軽音部の“今後の目標”

軽音部の今後の展望について牧戸さんに聞くと、「演奏曲のレパートリーを増やす・クオリティを上げる」「人前で披露したい」「オリジナル曲もいずれは演奏したい」といくつも目標がある様子。しかし、最後は笑顔で「結局は楽しむことが一番!」と答えてくれました。

質問に対して常に楽しそうに答えてくれた牧戸さん。音楽と軽音部が大好きなことがとても伝わってきたインタビューでした。

最後に…クラシエの皆様へ、部員を募集中です!

知り合いから声をかけていき始まった部活動ということもあり、現在は全員ホームプロダクツのメンバーで構成されていますが、他カンパニーへももっと広げていきたい!と語る牧戸さん。

「同じ楽器が何人いても良いし、特にギター担当が少ないので募集中!Fコードに挫折した人でも大歓迎!!」とのことなので、この記事を読んでいただいたクラシエ社員の皆さん、ぜひご応募ください!

軽音部の皆さん、ご協力ありがとうございました!

ライター:谷村
イラストレーター:阪本