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失敗してもいいじゃない、とにかくやってみようよ!クラシエの”「挑戦」をほめる賞”とは?

挑戦をほめたい。
みんなで選ぶ NICE! CRAZY大賞

失敗してもいいじゃない。とにかくやってみようよ。
上司が部下に。仲間同士で。そんな声を掛け合える日常が、
世界を夢中にする100年企業を目指すクラシエには必要だと思うのです。

だから、「挑戦」をほめる賞をつくりました。
クラシエのみんなに選ばれた受賞者を紹介します。

もっともっと!がモットー。
ビューティケア研究所初、女性博士。

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Q.仕事、家事、育児、大学院での研究活動をやり切り、博士号を取得。
1人4役をやり遂げましたね。

えぇ、みんなから生き急いでるって、言われるんです。
歩くスピードは早いですし、すぐ次の1時間で何しようって考えちゃうんです。子どもが小さいときから自分の時間をいかにつくるか必死になってきたのが、体質になっちゃったんですね。

もう一度ものづくりに携わろうって、クラシエで働き始めましたけど、おいしいパンが食べたいから3時半に起きてパンをこねて、好きな洋裁で子どもの服をつくって、掃除も夕食の支度も済ませて出社。
私にとって快適に暮らすことがいちばん大事なんですね。

やり過ぎなんです、私。
自分でもわかってるんです。
止まったら死んじゃうからきっと(笑)。

大学院ももっともっと良いものつくりたくて、もっともっと勉強がしたい。
憧れの学会発表をやってみたくて、上司に相談したら、人事に掛け合ってくれて。その上司のためにもやんなきゃって。

博士論文のときは大学受験の娘と机に向かって、娘から「ママみたいになりたい」って言ってもらえたときは、一緒に頑張って良かったと思いました。

Q.鎌田さんのパワーの源は?

今日よりも明日は少しでも賢くなりたいし、楽しみたいんですよね。
先のことを考えるとワクワクして、楽しむために時間をつくろう、より良い環境に身を置こうと必死になる。
これ結構パワーが出るんですよ。

もうなんでも楽しみたいんです。
絶対、定時で帰ってワイン飲みたい。おつまみ何にしようとか。
そんな毎日の小さな幸せで私はできています。

Q.次は何に挑戦しますか?

博士論文を書き上げてすっかり燃え尽きました。
さて、次は何しましょうか(笑)。
勉強の機会をいただけたことはすごく大きかったので、私も若い人たちを自由にさせてあげられる上司になりたいなと。

昨年、後輩たちが「鎌田さん、一緒に勉強しましょう」って勉強会を始めたときは嬉しかった。
だから、みんなのしたいことをなんとかしてあげられる力をつけておきたいと思っています。

今、すごくワクワクしてるんです。

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profile
化粧品メーカーを経てビューティケア研究所開所時に入社。
昨年は大学受験の娘と机に向かい博士論文を仕上げた。
料理と娘とのおしゃべりをパワーに笑顔で疾走中。

30年間を、1本のムービーに。
勤勉な仲間たちの姿を映し出す。

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Q. 况さんがつくった映像「わたしたちの青島華鐘」を見て涙した人もいたそうですね。

はい。30周年忘年会で上映して、みんなが感動してくれました。
従業員投票のコメントには「仲間が撮影したから、あの表情が出ていたと思う」とか、「况さんのナレーションから職場や仲間への想いが伝わってきた」というのがあって、私が感激しました。

表彰式で、岩倉社長も「私も涙した一人」とおっしゃってくれて、うれしかったですね。

Q.一人でやり切ったことに驚きました。

青島華鐘製薬は昨年30周年を迎えたのですが、販売量の増加で生薬エキスの製造が忙しく、周年事業を行う余裕がありませんでした。
でも、せっかくの30周年です。

30年間を回顧しつつ、未来を思い描ける映像制作を思いついたんです。

私はもちろんプロではありません。
家にあるカメラで挑戦してみようと思って、構成を練り、撮影、録音、編集まで全部やりました。撮影は2週間、三脚とカメラを抱えて工場中を歩き回り、膨大な映像を撮りました。雪の日は全身が凍えましたね。

その後、映像の選別と、編集、調整を何度も何度も繰り返し、やっと完成。
こうしてやり切れたのは、もちろん上司や仲間のサポートのおかげですが、いちばんはカメラを通して見た仲間たちの勤勉な姿に感動したからです。

撮影に協力してくれた仲間と一緒につくったという気持ちです。

Q.日本にいるクラシエの仲間にメッセージをお願いします。

映像制作を通じて、青島華鐘製薬とクラシエの歴史を理解できました。
30年の道のりは決して平たんなものではなく、時代の移り変わりとともに成長してきたことを学びました。

表彰式では皆さんが青島華鐘製薬を大切にしてくださり、感銘を受けました。自分がこのような素晴らしい会社で働けることを誇りに思います。
これからもより懸命に働き、百尺竿頭に一歩を進みます。

クラシエグループの未来は明るいはずです。
「絶対安全、絶対品質」を基本に、アジアだけでなく、世界へ向かって素晴らしい企業を一緒に目指しましょう。

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profile
中国免税品商社を経て青島華鐘製薬へ。
入社から人力資源部。
年に一度の家族との海外旅行がすべての原動力。
現在、待望の新居への引越しを家族と楽しみにしている。

AIやろう。
いま挑戦しないと、つづかない。

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Q. 「ヨーロピアンシュガーコーン」外観検査へのAI導入テスト。クラシエグループでいちばん早い取り組みでした。

今までは他社の動向を気にしてなかなか動けないことが多かったり、自分も新しい挑戦には慎重なタイプだったんですが、今回、工場長を始め、工場のみんなが新しいことに取り組もうという同じ気持ちで始められたところがいちばん大きかったかなと思っています。

製造ラインの自動化構想がスタートしたときから、外観検査は課題となっていたのですが、取引先から情報をもらったり、他社がAIの画像検査装置を開発したニュースを見て、やってみよう!となったんです。

Q. 自ら手を挙げたのは?

単純に新しい技術に興味があったというのもありますが、不良品を発生、流出させないという意味では品質保証課の仕事ですし、世の中の流れに取り残されてしまうことへの危機感があったんです。
でも、私は新しいことをやってやろうというタイプじゃなく、地道にコツコツとやるほうで。

工場に勤務してからです。
トラブルがあったら、すぐ判断しなきゃいけない。
そんな責任をダイレクトに感じる日々を送ってきて、自分が役割を果たしつづけ、会社が継続していくのであれば、ここで働くみんなと家族が幸せなほうがいいと漠然と感じるようになってきたんです。だからやろう、と。

当事者意識ってこういうことかな、と思うようになりました。

Q.新町工場の未来は?

今のままでは未来は厳しいと思っています。
原材料や物流コストの高騰、労働人口の減少などの変化に対して、個人、工場、会社がそれぞれしっかり考えて動けば、明るくなると思いますが、そう簡単ではありません。

なので、今回のAIに対する投資の判断は、会社が未来のためにしっかり考えろ!と言っているのだと思いました。

一人ひとりが自分の責任と将来のことを考えて行動できるように、工場の中にしっかりと伝えていきたいと思っています。
まずは自分からですが。

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profile
2014年から新町工場に勤務。
毎週末は必ず神奈川県の自宅へ帰り、小学生の息子と遊ぶ。
月曜の始発電車で工場へ戻る。

すべて伝える。
特許検索技術「友原メソッド」

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Q.NICE CRAZY賞、受賞の感想は?

率直に言うと、若い人たちを応援する賞だと思っていましたので、受賞を聞いたときは驚きました。

上司が推薦書を書いてくれて、自分の仕事に価値付けや意味づけをしてくれている。うれしいというよりも、あぁ、なんかとてもありがたいことが進んでいるなぁと。

表彰式で岩倉社長がすごいことをするよりも、日々やっていることがクレイジーなんだよと言われていましたが、この賞は確かにそれを表していて。
私などはこの賞のために何かしたわけではない。たぶん他の受賞者の方にしても当然のように自分の仕事としてやっていたことだと。

ほんとにその人自身を認める賞っていう感想です。

Q. 受講した研究員から「本当に必要なものが探し出せた」との声がありました。

「特許の検索手法を学びたい」という研究員の声を上司が拾ってきてくれて、オーダメイド形式の講習会を開催することにしました。

研究員用に簡単にアレンジするのではなく、検索するときの私のありのままの思考のプロセスを教えたことが良かったのではないかと思います。
でも、マスターしたいという強い気持ちで私を迎え入れてくれたことが、講習会の成功につながったのでは、と感じています。

Q.友原さんにとってのクレイジーとは?

自分勝手じゃなく、与えられた使命の中で、やりたいことをやりたいように突き詰めてやる。
それが私にとってのクレイジーですね。

私は、これと決めたら相当粘り強くやるタイプではあります。
検索方法も、これまでのいろんな試行錯誤の中で自分なりの思想ができてきて、その思想を貫いてきました。

でも最近は、頑なにならないように気をつけていて。
自分の思想はあって良いけど、それがすべてじゃない。いろんな人と一緒に動いているわけですから、良いものを取り入れながら、自分を変化させていくほうが良いと思っています。

結局、自分のこだわりなんて大したことはない。
そう思うことは、結構大事かなと思っています。

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profile
情報システム部門のSE職を経て、ゼロから特許調査技術を身に付ける。
現在、社外の特許調査研究会会長も務める。
何かを成し遂げるよりも人間の真の価値を追究したいと言う。

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