家ナカ夢中から見えてくるおうち時間の過ごし方 趣味は楽しい!趣味は生きがい!あなたの好きなことを人生に添えてみませんか?(趣味没頭 編)
こんにちは、note制作スタッフ ライターのSugaです。
世の中に夢中を増やしたい!その想いを実現するために、私たちはクラシエ社員に家の中で夢中になっていること、すなわち“家ナカ(いえなか)夢中”についてのアンケートを行いました。
アンケートの結果、大きく4種類の“家ナカ夢中”に分けることができました。
「自分磨き系」夢中:運動・エクササイズ、オンライン英会話など
「おうちいじり系」夢中:おうち改造、掃除、家庭菜園など
「趣味没頭系」夢中:映画・動画鑑賞、創作活動など
「家族との絆系」夢中:子どもとの活動、ペット、料理など
今回は「趣味没頭系」夢中を掘り下げていきます。
日々を楽しいものにする「趣味没頭系」夢中
2022年がスタートしました。皆様は今年の抱負はありますか?
私は“楽しむ”というテーマを掲げてみたいと思います。古代ギリシャの哲学者アリストテレスの名言である「幸せかどうかは、自分次第である」のとおり、同じ出来事が起こるとしても、日々を楽しむという気持ちがあるかないかで、楽しく感じたり、つまらなく感じたり、どちらにでもなると思うのです。
仮に不運な出来事があったとしても、楽しむことを意識していれば、「これは人生ゲームのミッションみたいなものなのだ!よーし、うまくクリアしてやるぞ!」と考えを変えることもできるし、大変な仕事や、苦しい仕事も少しは楽しくなったりするのです。ここ数年、楽しむことをちょっと忘れかけていたので、今年はこれを掲げてみようと思います。
さて、ちょっと哲学めいたことを書いてしまいましたが、クラシエ社員の中にも日々を楽しむ名人がたくさんいます。
今回はそんな、「趣味没頭系」夢中を掘り下げていきます。
映画・動画鑑賞から創作活動まで、おうち趣味はあまりも多彩
アンケートでは「趣味の時間を増やした」という回答が最も多くありました。おうち時間が増えたことで、これまでやりたくてもできなかったことができるようになったというわけです。ネット配信ツールを使って映画やドラマなど様々な動画の視聴に夢中になっている人や、オンラインゲームに夢中という人、音楽や絵画などの創作活動に夢中になって取り組んでいる人もいました。
回答を読んでいると、どうも趣味の幅が広くなり、趣味への没頭度も深くなっているようです。ワークライフバランスが提唱されている今、コロナ禍に関わらずおうち時間に余裕ができた方も多いと思います。空いた時間を何もせずに過ごしていてはもったいないですよね。時間を持て余している方にもぜひ読んでいただきたいと思います。趣味を始めるきっかけになるかもしれませんよ。
ネット配信のおかげで、おうちの中はエンターテインメントの場
「あ、映画を見よう」
そう思ってもひと昔前までは映画館に行くか、レンタルビデオ店に走るか、もしくはテレビで放送するのをひたすら待つかしかありませんでした。
「あ、あのドラマを見よう」
そう思っても、連続ドラマだと毎週必ずその時間にテレビの前にいないといけません。そして、一度見逃すと、もうその回を見ることは当面できませんでした。
ところが、今は全く様相が違います。ネット配信によっていつでもどこでもいつの時代の映画もドラマも視聴することができる、すごい時代になりました。おうち時間が増えた今、当然このネット配信動画に夢中になっている人がたくさんいます。早速、回答をいくつか見てみましょう。
実は、私もこの趣味に夢中になっているひとりです。きっかけは、何かのコラムで「最近、感動していますか?」という一文を目にしてハッとしたことです。
以前の私といえば、日常の中で感動することがほとんど無い生活を送っていました。仕事に追われ、通勤も混みあう電車内でひたすら忍耐。休日は疲れて半日グダグダとつぶしてしまい、残りの半日はスーパーでの買い物程度で終わらせてしまう。そんな日常だったので、感動することもなければ、感動ということ自体を忘れていました。
ところが今は違います。たまたまとある学校モノの旧作ドラマのネット配信が始まるという情報を見て、そういえば昔感動したなと思い出し、試しに契約してそのドラマを見始めました。改めてじっくり見ると本当に面白くて、またたく間にとりこになってしまいました。
そして、そのほかにも見ていない良い作品が大量にあるということに気が付きました。通常テレビドラマは一度放送されたらそれで終わりですよね。それにもかかわらず、一話、一話しっかり作られていて、とても質がいいのです。サスペンスモノを見れば、どの作品もハラハラドキドキ面白い。感動的な内容のドラマを見ると、毎回感涙、感涙というわけです。もう、ドラマを見て感動・感涙する(年のせいか涙もろくなった!?)のが快感でなりません。特に、子供モノ、動物モノはずるいですよ、もう話が始まる前から泣きそうです…(話が長くなってしまうので、また別の機会にお話ししたいと思います)。
このように感動は人生を幸せにするための元気の源だと思います。ネット配信で様々な作品に触れることができる現代は、感動を常に携帯しているようなもの。また、ドラマの原作を読んでみる気になって、読書につながったという友人もいました。
長くなってしまいましたが、もうひとつだけ映画を見る際の私のおすすめを紹介させてください。それは自宅のお部屋をシアター化してみることです。お部屋に合ったテレビと、テレビに映像を送るストリーミング機器、そして最も重要なのが音響機器(スピーカーなど)です。映画やドラマはしっかりと作りこまれています。せっかくなので視覚だけでなく聴覚でも作品を楽しんでみてください。きっと、感動の深みが増すと思います。もちろんコンサートなどの音楽動画をご覧いただくこともおすすめです。最近は防音壁や二重窓、三重窓などの住居も増えていますので、ご近所迷惑にならない範囲で楽しんでみてください。
ゲームもオンラインの時代、おうちで対戦を楽しむ
おうち時間を楽しく過ごす方法といえばゲームも外せません。ゲームといっても、トランプや将棋、ボードゲームといったアナログゲームから、TVゲーム、スマホゲームといったものまで様々です。アンケートでは興味深いゲームの楽しみ方が寄せられましたので、ご紹介します。
「アナログゲームをオンラインで楽しむ!?」
驚いたのですが、今はオンラインでこんなことまで可能なのですね。回答を読むとその楽しさが伝わってきます。
オンラインセッション用のWebツールが充実しているとのこと。アナログゲーム好きの私も興味津々です。こうしたアナログとオンラインの融合という形も含め、オンラインの普及に伴い、ゲームは疑似体験や、ただなにかを達成するといった個人で楽しむものだけではなく、仲間とのコミュニケーションツールにもなっているようですね。
4つめのお孫さんと積み木で遊ぶという回答は、ものすごくほのぼのしたので紹介させていただきました。積み木で勝ったと喜ぶお孫さんの笑顔と、それを見て笑顔の回答者、そしてその様を想像して微笑んでしまっている私。まさに笑顔の連鎖ですね。やはり、子供モノはずるいですよー(笑)。
パズルも夢中になってしまいますよね。そういえば断念した極小2,500ピースの激ムズパズルが押し入れに眠っているな…と思い出しました。難しすぎて悶絶、数日粘った末にギブアップした記憶がよみがえってきました。パズルの難易度はほどほどにしておいた方がよさそうですね。
自分の個性を表現!様々な創作活動
趣味編の最後は創作活動をご紹介します。自分の好きを表現する創作活動。これに夢中になっている方も多数いました。とても素敵な回答がそろっているのでご紹介します。
読者の皆様は何か自分の好きなもの作り上げた経験はありますか?
回答者は、車やバイク、イラスト、音楽、笑い文字やアート文字、裁縫など、さまざまな好きなものの創作に打ち込んでいました。このように好きなことに夢中になることはこの上ない贅沢・喜びですよね。これこそ、おうち時間が増えたことを最も喜んでいる人たちかもしれませんね。
今は、YouTubeやSNSなどを使って、作品を公開することもできる時代です。自分の創作物を公開している人もいるかもしれません。もしかすると、偶然インフルエンサー(SNSでフォロワーが多く発言の影響力のある方)がそれを目にして、そこから拡散されて注目を浴びて有名になる!なんてこともあるかもしれないですよね。夢が広がるな~。
ちなみに私は不器用なので細かな創作活動が苦手ですが、絵を描くことは好きでした。その好きが、仕事でお店の販促活動をしていた頃に手書きPOPとして活きました。また、イラストレーター(パソコンで絵画やデザインをするソフト)で販促物のデザインを描くときにも活用できました。こうしてお仕事にも活かすこともありますね。
趣味没頭系の夢中は、どんどん自分の世界が広がる
ネット配信や動画を視聴する鑑賞系の趣味は、いわば好きなものをどんどん自分の世界に取り込んでいくインプットの趣味だといえます。たくさんの作品に触れることは、自分の心を豊かにしてくれますし、今まで知らなかったことに出会うこともあります。
先にお話しした通り、私もこの鑑賞系の趣味にどっぷり浸かっていますが、見たドラマや映画の主題歌からそのアーティストのことを調べ、他の楽曲もダウンロードして聞いたりしています。こうして、これまで気づかなかった多くのアーティストを知ることができました。このように趣味がさらなる趣味につながり、どんどん自分の世界が広がっていくのを感じます。
一方、創作系やオンラインゲームもそうかもしれませんが、こっちは逆にアウトプットの趣味といえそうです。音楽や絵画など、自分の好きなことを好きなように創作し、さらに今ではネット上にそれを表現できる場もあるのです。こうして外部へもアウトプットすれば、反応も返ってくるかもしれません。そうすると、その反応に応えてさらなる創作活動につながっていったりしますよね。また、創作仲間もできるかもしれません。こうした創作活動は長い時間を費やすので、これまではやりたくてもなかなかできませんでした。おうち時間が増えたことがとても大きいといえますね。
趣味が生きがいへ、人生を豊かにしてくれる趣味のありがたさ
よくテレビ番組で、趣味に没頭しすぎた旦那さんがお金も場所も使いすぎて奥様に怒られていたり、呆れられていたりする姿が紹介されています。確かに、趣味にはお金や、場所を使うため、興味のない家族からは邪魔で仕方がないなどと言われてしまうものも中にはあります。しかし、趣味にはそれほどまでに没頭してしまう魅力があることも事実です。先のテレビ番組で、子どものように趣味に没頭している旦那さんを見る奥様は、怒っていたり、呆れていてもどこか優しい目をしているように思えます。きっと旦那さんが嬉しそうにしていることが、奥様にとっても幸せなのかもしれないですよね。でも、生活が破綻してしまってはいけませんので行き過ぎには要注意ですけどね(笑)。
また、遠く離れている孫たちとオンラインゲームで遊ぶことに夢中になっている人もいました。おうち時間が増えるとどうしても孤独化してしまいがちですが、オンラインツールが充実した今は、物理的に離れていても他者とのコミュニケーションを楽しむことができています。
今回、記事制作を通じて、人生を豊かにしてくれる趣味のありがたさと、オンラインで人と人のつながりを作ってくれる今の技術のありがたさを感じました。そして、趣味が多くの人のとても大きな生きがいの一つになっていると思いました。
読者の方でもし「趣味がないな…」という方がいましたら、それはちょっともったいないかなと思います。せっかくの機会ですので、まずは何かしら少しでも興味のあるものを探すことから始めてみてはどうでしょうか。将来、生きがいとなる趣味につながる第一歩になると思います。
ライター:Suga